アトリエの特色
①形をテーマにしています。
〈形〉を通じて発見欲求を満たし、表現欲求へとつなげ創造力を開発します。
②「つながり」を大切にしています。
創造活動を通して人と人、人と自然、人と物・・・あらゆる【つながり】を感じとっていきます。身のまわりのすべてのものが関係性を持ち、なくてはならない存在であることを直感していきます。
③テーマ性とストーリー性のあるアトリエ活動を展開します。
アトリエ活動は、積み木遊び、造形活動、絵画活動、料理活動と多彩です。導入から展開、作品の完成までコマ切れではない自然な流れをもたせ、こどもの【集中力】が無理なく発揮され、ものづくりの喜びにひたることができます。こうした活動を駆使し、つながりをもって物事を見つめる力を養い、創造力を引き出していきます。
④素材をふんだんに使った活動が子どもの「創造力」を開発します。
さまざまな素材をふんだんに使って、ご家庭や幼稚園などではなかなかできないダイナミックで高度な活動を展開します。様々な素材を使う中で素材の多様性、魅力ある発見活動がこどもの創造力をかき立てます。
⑤少人数制により、こどもの目線に合わせた指導をします。
教え込むのでなく、こどもが感じたことみつめたことを表現し、こどもの個性や興味に合わせたきめこまやかな対応をします。
クラス編成
親子コピカ
親子で一緒に1時間15分アトリエ活動をします。
対象:1歳6ヶ月~未就園児
毎日おうちの中で、お子さんとどのように遊んでいらっしゃいますか?
3歳までの年齢は、お子さんの心身の成長に大きな影響を与える、親子の関係をしっかり形作る時期です。
生活に追われて片手間に遊ぶのではなく、短い時間の中であってもお母さん、お父さんとお子さんとが、一緒になって目一杯真剣に遊ぶ。
何事も遊びの中から吸収していく乳児期に、これは非常に大切なことです。
お子さんにとっては、いつでも安心して生活できる『自分だけの基地』となる親子関係をしっかり築くことができ、お母さんお父さんにとっては、お子さんの成長過程を見逃すことなく、つぶさに見つめて頂ける時間です。
生活の中で、親と子が全く同じ何かをやる事は実際は少ないものです。
一緒に同じ事をして遊ぶ貴重な時間を是非アトリエで体験して下さい。
幼児コピカ
子どもだけで1時間30分アトリエ活動をします。
対象:年少~年長
幼児期とは、お子さんの人格の大元(幹)が形成される時期です。
作品作りという遊びをを通して、『いろいろなものを、いろいろな角度から見てみる』
(四角い積み木の正面か、斜めか。たったこれだけでも見え方は大きく変わります。)
『いろいろなものに触れてみる』
『いろいろなことを体験してみる』
『いろいろなことを考えてみる』
これが人格の大きな土台を作るのです。
「端的に物を考える」「物事を一つの方向からしか見られない」
「人の気持ちになれない」「発想ができない」
こんな悲しいことはないですよね。
遊びの中で得たことを、実生活に応用できるようになり、楽しく作品を作っていく中で、思慮深さ・思考の幅広さが自然と身につきます。
お子さんが成長するにつれ、それらはより深く広くなっていくことでしょう。
小学生コピカ
小学生が対象です。1時間30分アトリエ活動をします。
対象:小学1年生~
算数とも社会科とも違う、暗記力が主になる学びではない、本当の『学び』。
本当の賢さって何であろう?
情報がいくらあっても、その情報を使う脳〈創造力)がなければ意味がありません。記憶するだけでは意味がないのです。
1つの作品を作り上げる中で、テーマとなってる形から物事を深く・広く、みつめ、作品以外の様々なことへと物事を関係付け見みつめていきます。
普段の生活そのもの(衣食住)を広く学んでいく事となります。
自分で気付き、考え、発見する。友達の意見をさらに皆で深めて大きくしていく。それらはお子さんの『知る喜び』を大きく育てます。
遊びが=活動が大きな知識欲へもつながっていくのです。
瑞穂プレイルーム講師中島ゆうきのあいさつ

わくわく創造アトリエ瑞穂プレイルームは、2001年4月、名古屋の瑞穂区にプレイルームをオープン致しました。
子供たちは楽しいこと&不思議なこと&いたずらや寄り道が大好き、
グチャグチャ&ドロドロもっと好き!
体も五感も総動員して創造的に遊んでいます。 何よりもこのプレイルームは人と人とのつながりの中で、外から内、内から外へと気持ちを向かわせながら表現活動を行ない、見える世界(もの)から見えない世界を感じていく教育を目指しています。
そのとき感じたものは、遊び心の奥底に染みわたっていきます。
きっと人として大切な栄養となっています。
私は保育園に保育士として勤務後、独自で~心をつなぐ遊びのアトリエ~
として親子や幼児の遊びのアトリエを開き、童具を使用しながら遊んできました。
皆さんもぜひ、遊びにいらしてください。
和久先生のあいさつ

愛と創造の共育 和久洋三
子どもは遊ぶ中で、生きていくうえで必要な知識や知恵をいつの間にか身につけていきます。
身につけるということは知っていくこと、知っていくことは学んでいくこと。遊びと学びは子どもにとって少しも矛盾することなく一つの事になっています。学齢期になると、この二つがしだいに対立してくるのは、学びが自発的ではなくなるからです。
強制され、管理され、干渉され、ランクづけをされるので、多くの子ども達が勉強嫌いにさせられていきます。
しかし新しいことを”知りたい”という気持ちは人間の根源的な欲求として失われることはありません。これが”発見欲求”。そして人間は知ったことは自分でやってみたいという意欲をもちます。これが”表現欲求”。この発見と表現の欲求が、人間の英知を育て、喜びの毎日を生み出す”創造力”を開発していきます。
創造力は自分でやりたいという自発性があってはじめて発揮されるものです。”やってみたい”という気持ちを起こさせるために”和久メソッド創造共育法”は”形”をモチーフにします。
言葉をまだ獲得していない乳児さえ”形”には関心をもちます。それは見ることができるから、触ることができるから。
五感で外界を吸収しながら発達する人間にとって、この五感のすべてを駆使して発見と表現を繰り返せるものは”形ある存在”をおいてほかにありません。
共育は、親やアトリエスタッフも子と共に育つことを意味します。
人間は見えたり、触れたり、聞けたりする現象界から、愛や美や理(ことわり)を知ろうと成長する生命です。環境を吸収・発見し、これに働きかけ・創造しながら愛や美や理を洞察していきます。
この欲求を人間は童具と言語を手に入れることによって十分発揮できる条件をつくりました。
こどもにとって道具は童具。アトリエでは、童具を活動の核にして、子ども達に感性と知性を豊かにもった人間に育ってほしいと願っています。
遊びながら発見し、表現する場が”わくわく創造アトリエ”です。